BtoBとかBtoCという言葉は普通にお使いだと思います。
BtoBは、ビジネスtoビジネス。
法人間取引ですね。
BtoCは、ビジネスtoカスタマー。
一般消費者向けビジネスです。
さて、動画やSNSの使い方について
BtoBとBtoCとで、反応が分かれるんです。
「この商品がヒットした」
「まちなかで学習塾の宣伝をよく目にする」
これは、BtoCです。
動画やSNSの使い方が、
とっても分かりやすいことが多い。
一方で、BtoBはその業界の人達同士しか目にしないことも多い。
動画やSNSの事例があまり表に出てこないんです。
私が動画関連のセミナーでお話しすると、
必ずこのBtoB業界の方から諦めにも似た質問が出ます。
「うちは使えないと思いますが・・」と。
私が触れるBtoB業界の方に、
「右にならえ」を感じることが多いです。
みんながやってるからやる、
みんながやってないからやらない。
一般消費者に比べて、
ニーズや市場がそれほど大きく変化しないからかもしれません。
私は実は10年以上、
あるBtoB業界に関わっています。
現役です。
<突出した機能>
なんてものはそうそう出ませんし、
仮に出ても遅かれ早かれ業界標準となっていきます。
もちろん、数年単位でニーズにも波が出ます。
となると、
・機能は比較的似たり寄ったり
・セールストークもどこも同じ
になってしまうため、結局、
・営業マンとの相性
・価格的なサービス
で比較検討されることになりがちかなと。
そんな業界で、動画やSNSはどう活用すればいいのでしょうか。
私は自分が関わっている業界も含め、
普段からいろいろとチェックしていますが、
正直、分かりやすい派手な事例は少ないと思います。
それでも、
「これは」と感じている活用方法をまとめてみました。
* * * *
▼BtoB業界での動画・SNS活用法
- 営業で使う
- ニーズを探る
- 企業CMのつもりになる
それぞれ解説します。
1)営業で使う
大型の製品を扱う営業マン、
またはイベントなどを営業する際、
「動画で見せる」カタログを持ち歩くのはどうでしょう。
この場合の動画は、テロップなどを入れてしっかりと作り込む必要はありません。
営業マンが見せながら言葉で説明できればいいので、
映像だけ撮って持ち歩けばいいのです。
工場の内部の映像、
大型機器を動かしているところ、
製品が出来上がっていくところ・・・
こういった動画をいくつも持ち歩く。
iPadなどで気軽に見せることができます。
2)ニーズを探る
これは私が好んでやる方法なんですが、
ある業界の内容を事細かに分解し、
それぞれタイトルと解説をつけてYouTubeで公開します。
BtoBは具体的な記述をするとすぐに分かってしまうので書けないのですが、
(こういう部分が問題なんですね ^^;)
例えば、映画の撮影方法について、
・家庭用ビデオカメラの撮り方
・アクションカメラの撮り方
・一眼レフの撮り方
・スマートフォンの撮り方
などの短い情報を発信して数ヶ月経つと、
露骨にアクセスの違いが見えてきます。
そこで「ああ、これが人気だなあ」と分かる。
こういう、ニーズを探るための情報発信もアリです。
3)企業CMのつもりになる
近年、BtoBメーカーのテレビCMが目につくようになってきたなと感じています。
素材メーカーや、インフラ系の会社など。
タレントを使ってたり、
社員が登場して面白そうな雰囲気を出したり、
仕事をしている様子をかっこよく見せたり。
もちろん、いろんな意図があるのだと思いますが、
私は「求人のための認知度アップ」が狙いではないかと考えています。
これはBtoCにも言えることですが、
「プロモーションしたい時だけ」ワーッと宣伝する。
「就職活動の時期だけ」ワーッとチラシをまく。
・・・これでは限界がありますよね。
「うちは知名度低いから」
「広告費かけられないから」
といった言い訳をするのもいいのですが、
やっているところは、日頃からやっているのだと思うんです。
ホームページにちょっとした動画を掲載する。
SNSに短い動画をアップする。
”定期的に”アップし続けることが肝心です。
BtoBといった、普段あまり目に触れない業界だからこそ、
日常的なプロモーションが功を奏すんじゃないか。
●他との差別化。
●イメージアップ作戦。
これも、BtoBでの動画活用法の一つですね。
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