ネットの動画は長いものはダメ、
とよく耳にしますよね。
では、この「長さ」とは
どのくらいなのでしょうか。
「1分がいい」という声もあります。
一方で、
「3分まで」なんて声もありますし、
「30秒以下だ」なんて意見もあります。
こうやって意見が分かれる理由は、
そもそも「答えが無い」からです。
動画について<長さ>から考えるのは、
ほとんど意味を成していません。
最初に考えるべき要素は、
「誰に何を伝えるのか?」です。
◎すごく興味がある内容なら、
10分以上あっても見てみたいでしょう。
大ファンの役者のインタビューなら、
1時間でも見たいはず。
◎逆に、まったく興味ない動画は、
1秒でも見たくない。
短ければ見る、というものでもないです。
つまり、
動画を見てもらいたい相手が、
”価値”を感じる長さを考える必要があるわけです。
* * * *
というわけで、
私が動画を作るときに基準としている
長さをいくつかご紹介したいと思います。
【SNS動画=15秒程度】
フェイスブックなどに掲載する、
定期的に発信するコンテンツです。
よく知らない人に見せる動画なので、
ポイントは「よさそう」と感じてもらうこと。
これは、サッと見て印象に残ることを目指します。
もっと短くてもいいのですが、
これ以上短くなると逆に作るのが難しくなります。
【サービス紹介動画=1分】
その商品やサービスを検討したい、
そんな場合に見てもらう動画です。
相手は、多少なりとも興味を持っている状態です。
だから、他との違い、主な特徴などを
的確に無駄なく伝えてあげることが目的。
【ノウハウ動画=5分】
内容の良し悪しが重要な動画です。
ただ、一つの動画にあれもこれも盛り込むのではなく、
5分くらいにまとめたものを複数発信する、
という使い方がいいでしょう。
それにより、「情報発信者は専門家である」
と感じてもらえるのです。
【特典動画=30-60分】
メルマガに登録すると配布する、とか、
何かの特典として配るプレゼント動画ですね。
これは逆に、短いと特典だと感じてもらえないでしょう。
【セミナー動画=90分】
これは分かりやすいですね。
DVDやオンライン教材になります。
* * * *
以上、いくつかまとめて見ました。
これらの長さは、私の感覚的なものであって、
厳密なものではありません。
ただ、それぞれの長さについての
”考え方”を参考いただければと思います。