イベント撮影の準備とその実際

企画・準備方法

先日、飛行機日帰りで
某都市に仕事に行ってきました。
 
そこで開催されているイベントの撮影のためです。
 
今回は、この事前準備と、
当日の様子をご紹介してみたいと思います。
 
* * * *
 

この記事の目次

【事前準備】

 

1)何を撮るべきか計画を立てる

 
・クライアント要望をじっくり聞く
・作成する動画のテーマを考える
 
こうして、撮るべきものを事前にリストアップしていきます。
 
「行ってから考える」というのは大間違い。
調べられるものは徹底的に調べます。
 
イベントだとしても、
過去にも開催されていればその動画を検索する。
初めてのイベントでもホームページを見て
会場の様子を調べ上げる。
 

2)機材を選択する

 
撮るべきものが決まってくれば、
使う機材も決まっていきます。
 
今回は広い会場であること、
インタビュー収録もあること、
ブツ撮り(商品撮影)もあること、
やり直しがきかない撮影であること、
 
などから、
 
・顔追尾機能のあるビデオカメラ
・移動撮影にGoPROとジンバル
・ブツ撮り用の一眼レフ
 
などを用意することにしました。
 

3)録音への対策

 
写真撮影の人が羨ましいんですが、
動画撮影の場合、録音がとにかく気になります。
 
「音」
 
こればかりは行ってみないと分からない。
 
・・・ということは、ですね、
ありとあらゆることを想定して準備しなければならないんです。
 
・有線マイク
・無線マイク
・ICレコーダー
 
の3セットを用意しました。
 

4)天気予報を見て荷物の仕上げ

 
今回は天気予報では晴れだったので、
雨具の心配はありませんでした。
 
前後2日間ともずっと晴れ。
 
次に気になるのは、暑さ対策です。
少し大きめのタオルを用意しました。
 
それからいつもしんどいのがバッテリー充電。
 
機材が増えるほど、
予備も含めてバッテリーの数が多いこと多いこと。
 
私はいつも撮影の2日前から
バッテリー充電を開始します。
 
最後に、荷物を1人で持ち運べる量に抑えます。
 
私はこのために、
機材が小さいものが出たら
買い直すようにしています。
 
一つ一つを小さくして、
できる限りたくさんの種類を持ち運ぶためです。
 
* * * *
 

【当日どうだったか】

 
◎早朝の飛行機だったため、
朝4時半に、タクシーは無いと言われ、
自転車で最寄り駅まで行くことに。
 
ほとんど曲乗り状態でした。
 
◎現地は気持ちのいい晴れ。
・・・と思ったら、とても雲が多かった。
 
雲が多くて晴れ、というのは
どういうことかと言うと、
 
「日が差したり曇ったりが繰り返される」
 
ということ。
 
映像的に、落ち着かないのです。
 
カメラを構えると曇る、
これを繰り返すことになりました。
 
◎会場が広すぎる。人が多すぎる。
 
時間が無いので、
両手にカメラを持ち、
肩に三脚をかけて移動しました。
 
警備員も多く、
きちんと「撮影許可を得ている」
というパスを見えるようにして。
 
基本、人が多いイベント会場では、
三脚を立てることを禁止されていることが多いです。
 
パッと立てて
チャチャッと撮って
サッと移動する。
 
これがマナーです ^^
 
会場は暑くはなかったものの、
移動と動きが多く、汗が流れました。
 
◎機材で慌てたのは電池でした。
 
他の方はどうかは知りませんが、
私は現地で電源を借りない、というのをマナーとしています。
 
(使っていいよ、と言われることも多いですが)
 
インタビューがいよいよ始まるという時、
ICレコーダーの電源が入らない!
 
袋から出したてのサラの電池でしたが、
どうやらおかしい。
 
インタビュー相手もスタンバイし、
クライアント様もずらりと待っている状態で、
冷や汗です。
 
電池を交換してことなきを得ましたが、
そのたった数十秒の出来事でも、
ものすごくストレスフル!!
 
◎帰りの飛行機は遅れに遅れ、
自宅に着いた時には、夜中12時を過ぎていました。
 
「日帰り」ではなかったですね。
 
 
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