プロジェクション マッピングをご存知でしょうか。
東京駅やお寺などの建物に映像を照射して、
壁の模様が次々変化したり、
色が七色に変わっていくような技法のことですね。
これ、簡単なものなら、
パワーポイントで作れてしまうんです。
今回は実際に作ってみたレポートです。
真っ白な平面にプロジェクターを映す対象を立体にするだけ。
原理自体は簡単です。
本来なら、映像を映すところですが、
今回はパワーポイントのアニメーション機能を使いました。
映す先は、これまた自作のカチンコです。
(1)対象の写真を撮り、パワーポイントに取り込みます。
カチンコの周りの部分を黒く覆い、
続いて、文字や色を配置していきます。
(2)プロジェクターを配置する。
ここで苦労することになりました。
プロジェクターの映す映像と、
対象となるカチンコが、
ピタリと一致しないのです。
本来なら厳密に計算して作り込むところでしょう。
そうやってできあがったのが、こちらです。
さて、今回学んだこと。
●パワーポイントで簡単なものは作成可能。
●細かい調整が求められる。
●配置場所を細かく調節できることが必須。
●真っ暗な照射環境が必要。
個人宅は、意外と真っ暗にはなりません。
●対象物は、ある程度の大きさがあった方がやりやすそう。
小さいと、光がもれて、全体が明るくなってしまう。
●対象物の背後は、無い方がいい。
今回、壁に立てかけてしまったがために、あぶれた光が壁を映していました。
つまり、スカッと抜けない。
●結構、地道な作業だ。
●部屋が暑くなる。
うっかり、エアコンの無い部屋で始めてしまいました。
●明かりを見続けて、目がおかしくなる。
●できれば2名がいい。
細かい調整を一人でやると、疲れます。
比較的簡単にできる部分もあるので、
ご興味ある方は是非トライしてみてください。