映像をパッとみて、
「プロと素人の違いがすぐ分かる」
ことばかりではなくなりました。
スマホも優れてますし、
一眼レフなどあれば、
オートでも素晴らしい映像が撮れます。
このメルマガをお読みの方は、
・プロに依頼したい方
・プロとして仕事をしたい方
の両方がいると認識しています。
どちらであろうと、
今回のテーマである、
「プロと素人の違い」
を知っておく必要があります。
今やプロは、
「経験がある・機材を持ってる」
だけではダメで、
その知識経験がいかに役に立つかを
アピールしなければならなくなりました。
でもこの辛さは、プロだけではありません。
依頼したい側にとっても、
「どこに頼んだら正解なのか」
が見えなくなってしまってる気がするんです。
資格があるわけでもない世界。
検索するといろんな業者がいる。
で、どこがいいの?となる。
分からないから、結局、
<金額が安いところ>になる。
・・・これは双方にとって不幸です。
だからこそ私は、
・プロには情報発信の大事さを、
・依頼する側には動画リテラシーを
伝える活動を続けています。
* * * *
プロと素人の違い。
これは、2つあるように思います。
(1)危機想定力
(2)コミュニケーション力
それぞれ見ていきます。
(1)危機想定力
これはつまり、
プロにお願いした方が<確実>ということです。
どの機材があればいいですか?
というのは簡単ですが、
プロは、必要以上の機材を用意します。
「何かあったときのために持っておく機材」
が必ず何割か含まれるわけなんです。
重要さによって、
バックアップだけでなく
Wバックアップも用意したりする。
これが「危機想定力」。
何かあったらごめんなさい、は素人。
プロは、「あるかもしれない」と準備する。
撮影現場について、事前に完璧にわかってることの方が少ないのです。
いや、ほぼない、と言った方が正しいかも。
「うわー、まじかー!!」
と焦るのが素人。
「そんなこともあろうかと、これを用意して来ました」がプロです。
言い換えるなら、
プロに頼むということは、
【保険をかける】という意味合いも含まれる気がします。
失敗が許されない大事な撮影は、プロに頼む。
例えば、イベントのスピーチ撮影だったり。
一方で、社内で製品のPR撮影をする、
なんてものなら、まずは自分たちで試しに作ってみては?と思うのです。
(2)コミュニケーション力
これも、プロならでは、でしょう。
しかも、経験がモノを言います。
動画というのは、依頼する側も、
いまいち明確な回答を持っているわけではないんです。
「なんとなくこんなものを作りたい」
こういう依頼に対して、
それをどんどん具体化して提案していく。
「こんなことができれば・・」
こんな曖昧な表現を聞いて、
こんな動画を作ってはどうですか、と言語化していく。
だから私は、絵コンテのスキルを磨いています。
相手のモヤモヤっとした言葉を、
どんどん絵にしていくわけです。
そうすれば、相手も社内で共有しやすくなります。
これこそ、動画を作るプロのコミュニケーション力だろうと。
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プロと素人の違い。
いろいろ書きましたが、これは、意見が分かれる点だろうとも思います。
だからこそ、自分なりの定義をし、
かつその準備をすることが、
プロとしての自分を作っていくのではないかと考えています。
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