「うちも動画を使ってみるか」
「いくらくらいかかるか調べてくれ」
こんな指示が来たらどうしましょう。
まずは動画の制作会社をネットで検索するのではないでしょうか。
しかし、これはあまり賢いやり方ではありません。
理由は2つあります。
この記事の目次
【1】制作会社の違いが分からないからです。
結果、金額が一番安いところを選ぶことになります。
【2】動画の制作会社の業務を超えることもあるからです。
例えば、作った動画をどうやって見せていくかも計算しなければ意味がありません。
ネット上で拡散するべくプロモーションを考えた展開も必要です。
ところが、動画の制作会社がそこまでの知識を持っているとも限りません。
たいてい、詳しいところはそれなりの金額になります。
相手に任せる部分が増えるほど、探しにくくなるし、料金もかさみます。
できるところはやってしまった方がいいんですね。
そのポイントを挙げてみます。
●動画の目的を明確にする
まず、やりたいこと。
・来店促進
・ブランディング
・エンタメコンテンツ
・会場の雰囲気を伝える
・社員の紹介
・商品の紹介
など。
そして、相手に伝わって欲しいこと。
・お店に興味を持って欲しい
・高級感を持って欲しい
・サイトに長く滞在して欲しい
・楽しそうと感じて欲しい
・社員に親近感を持って欲しい
・商品に興味を持って欲しい
この両面から考えておく必要があるでしょう。
●動画を視聴してもらう場所を考える
作った動画をどこで見せるのかということ。
・自社サイトのトップページで
・社員ブログで
・ちらしのURLからリンクして
・会社のfacebookの更新に
など。
たとえば、スマートフォンで見るだけの場合や、ただ様子を伝えるだけなら、ものすごい高額な映像のものすごく綺麗な撮影機材は必要ないのです。
●何を描くか決める
その動画を見せて、何を伝えたいのか。
それによって、撮影するものが変わってきます。
・社員の働く姿
・働く人のインタビュー
・社長の人柄
・社内の風景
・商品の内容
など
●長さを決める
実は大事なポイントです。
SNSやスマートフォンで拡散させるなら、長くても1〜2分がいいでしょう。
短ければ短いほど多くの人が見てくれます。
一方、あまり短いと伝わらないという動画もあります。
しっかり長い動画を作る場合もありますね。
その場合は、拡散を狙うのではなく、きちんとゆっくり視聴できる流れを誘導する必要があるでしょう。
短いから制作コストが安い、長いから高いというわけでもありません。
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ここまで詰めておいてから、制作会社に問い合わせると、すごくスムーズです。
近い事例も聞けるでしょう。
見積も早いでしょう。
あとは、どこで撮影するか、誰が出演するか、などで細かく決まっていきます。