スマートフォン撮影における録音術


動画撮影において
もっとも多くの人が悩むのが、

『録音』

 
ではないかと考えています。
 
なぜ悩むかというと、
ほぼ間違いなく失敗するためです。
 
今回はスマートフォンで撮影する際の、
録音について書いてみたいと思います。
 
* * * *
 
こうするといい、という話をする前に、
気にしておくべきことがあります。
 
まず、撮った映像をどう編集するか?です。
 

◎スマートフォンで撮影し、
そのままスマホアプリで編集するのなら、
音の細かい修正はできません。

 
せいぜい、
音量を上げる・下げる程度。
 
音質の加工や、
ノイズの除去などはできない。
 
そのため、
撮影時に録音に気をつけるしかありません。
 

◎スマートフォンで撮影し、
それをパソコンに取り込んで
一般的なパソコンソフトで編集するのなら、
結構いろんな加工が可能になります。

 
この辺りの話になると、
途端に選択肢が増えるので、
簡単なアドバイスが難しくなります。
 
そのため、今回は触れません。
 
でもやっぱり、
撮影時に録音に気をつけるに越したことはありません。
 
だって、
スマートフォンで撮影する人は、
たいてい「手間をかけたくない人」だろうから。
 
* * * *
 
続いて、スマートフォン用のマイクについて。
 
(1)スマホに備え付けるタイプ
(2)ケーブルでつなぐピンマイクタイプ
 
があります。
 
どちらも使用してみた感想から
アドバイスすると、
 
(1)は、
マイクを相手の口に近づければ、
すぐ目の前の声はきれいに録れるようになります。
 
しかし、
1メートル以上離れるともう、弱い。
 
個人的には「屋外では使えない」という判断です。
 
(2)は、
インタビューなどで胸元につけますね。
これが、いいんです!
 
録音方法の基本は、
相手の口に近づけて録ること。
 
ピンマイクはこの基本に忠実です。
 
逆に、このピンマイクの欠点は、
ケーブルの限界があることでしょう。
 
私は2メートルくらいの長さが
使いやすいと思っています。
 
ちなみに、
スマートフォン録音ミキサーというものがあり、
無線マイクとつなげて使うこともできます。
 
が、この仕組みに3万円ほど使う方はかなり少数派でしょう。
 
* * * *
 
ここから、もっとも大事な部分になります。
 
それは、録音する環境の選び方、です。
 
録音に一番影響が大きいのは、
機材ではなく「録音環境」なのです。
 
どんな機材を用意しようと、
劣悪な環境ではどうしようもありません。
 
★とにかく静かな環境を用意すること
 
これに尽きます。
 
◎室内なら
 
エアコンは切りましょう。
しかし、
寒いからといってダウンジャケットを着たら、
スリスリと雑音が入ってしまいますよ。
 
コツコツと音の出る時計はありませんか?
 
近くでパソコンのマウスがカチカチいってませんか?
 
窓があれば締めましょう。
外の騒音を拾います。
 
そうやって初めて、録音に入れるわけです。
 
◎屋外なら
 
道路のそば、工事中の現場のそば、
こういった場所は、声の録音に向きません。
離れましょう。
 
※映像だけ使うならアリ
 
風が強い日も厳しいですね。
ゴワゴワと音が入ります。
 
建物の影など風がない場所を探すか、
移動しましょう。
 
撮影してみて声がどうしようもなければ、
声は使わずにテロップを入れる、という割り切りも大事。
 
編集時に後からナレーションを入れることも可能です。
 
* * * *
 
最後に、スマートフォン独自の問題について。
 
それは、録音中にその音声をチェックできないことです。
撮影が終わってから、再生して初めて、
その録音状態を確かめることができる。
 
これは致命的ですね・・・。
 
スマートフォンで撮影したいなら、
実際の撮影現場で一度軽くテスト撮影し、
録音状態を確かめてから、になるということ。
 
これだけはやっておきましょう。
 
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