知り合いの先生が本を出版され、その書評を動画にしました。
SNSにアップする動画のため、1分間以内の短いものを作ることに。
動画だからこそできる書評とはなんだろう?
まず考えたのは、これでした。
一つは、書評をする人が顔を出してコメントをするタイプ。
これはよくあるでしょう。
ただ、このタイプは、書評をする人を知らなければ、
また、顔を見て興味を持たなければ見ない、というのがマイナス点。
例えば、ものすごい有名人なら一発です。
もしくは、ちょっと例えが露骨ですが、超カワイイ女の子が出てると見る人もいるでしょう。
しかし、僕が顔を出してもその効果は薄い。
そのため、このタイプは止めることにしました。
次に考えたのは、「文字や写真では伝えられないことを伝えよう」ということ。
それは、
◎本のサイズや雰囲気、手触り感を伝える
というものでした。
そうなると、作戦はシンプルになります。
読者の視点にカメラを設置し、読書を追体験できるようにした上で、
本をめくったり、読む様子を見せることにしました。
その上で、読んだ感想もコメントして吹き込んでいきます。
視点カメラのため、カメラが顔のすぐ下に設置してあります。
そのため、マイクが近く、声も明瞭に録音できるという結果となりました。
テロップが命
今回、編集はiMovieを使いましたが、
ソフトに備わっているテロップを入れてみたものの、どうも気に入らない。
いまいちパンチがないのです。
そこで、テロップはあまり使わず、
フォトショップで画像を加工し、
動画のところどころに挿入する、という手法にしました。
今回の動画は、アマゾンキャンペーンに間に合わせる、という時間的制約もあり、
早く読んで早く動画を作る必要がありました。
そのため、フォトショップの画像加工も、
同じスタイルで位置だけを変えるという
シンプルかつ効率的な造りとしました。