取扱説明書って、読まないのに無いと困るという不思議な存在です。
各メーカーも、取扱説明書は工夫をこらしているようです。
冊子だったものがPDF化されたり、オンラインで閲覧できるようになったり。
そんな中、動画の取扱説明書も増えてきています。
YouTubeで使ってる様子をチェックする人も多いのではないでしょうか。
この記事の目次
今回は、動画の取扱説明書を掲載しているメーカーの事例と、そのポイントについてまとめてみたいと思います。
■タニタ
体組成計の設定を動画で紹介しています。
0:01_ご使用の前に
1:15_地域とカレンダーの設定について
3:33_ペアリング設定・デバイス登録について
こんな風に目次がついているのが非常に素晴らしいです。
動画って、ザッピング(パッパッと眺めていく)だけだと何が起きてるのか分かりにくいですからね。
50ページほどのPDFも一緒に配布しています。
■キヤノンのプリンター動画取説
これは、フラッシュをダウンロードしていないと見れないのが残念です。
目的ごとに動画を分けているのがいいですね。
Q&Aみたいで分かりやすいです。
■ステディカムの試し撮り
ステディカムって何?という方もいるでしょう。
そんな特殊な商品の場合、言葉や写真であれこれ書くより、動画を見た方が早いことは多いです。
これはまさに適例ですね。
アマゾンサイトでも、ユーザーの試し撮り動画がアップされています。
これからもっと普通になっていくでしょう。
いくつか例を挙げました。
自分なりに、「こうするといい」というポイントをまとめてみます。
■一つ一つの長さは短く
どれも、1~2分ですね。このくらいが、気楽に見られる長さでしょう。逆に短すぎるのも・・30秒くらいはあるといいかもしれません。
■項目ごとに動画を分ける
ヘルプ画面も、設問ごとに分かれていますよね。この方が使いやすい。
■見るだけで分かるように
音声で説明することも大事ですが、場合によっては音声を出せない・聞けないこともあると思います。そのため、同時に字幕をつけたり、見るだけで分かるような動画が役立つと思います。
■使用感が分かる動画もあるといい
ユーザー目線の動画もあると丁寧ですし、自分が使った時のことが具体的にイメージできますね。
動画取説の企画に参考にしてみてください。