動画の編集について、
最もよく聞かれる操作方法の一つが、
「ボカシを入れたい」
です。
アダルトな内容ではないのに、です。
そのココロは、
写しちゃいけないものが写ったから、なんですね。
この対処法は、
編集でボカシを入れる事ではありません。
撮影前から、どうやって撮るか、
を決めておく必要があるんです。
イベントや展示会など、
一般の方が多い場所での撮影は、
顔を撮ってはいけない一方で、
人がたくさんいることを動画にすべき、
という矛盾を抱えます。
そこで今回は、
そんな場合の撮影テクニックをお伝えします。
ボカシに頼らないために。
* * * *
【背景に人々の下半身だけ入れて撮る】
例えば、
画面の手前に草木のアップを入れ、
背景に、行き交う人々の下半身だけ、
というような構図です。
草木の目線にカメラを固定し、
三脚を使って撮影します。
一眼レフを使えば、
背景をボカして撮影できますが、
一眼レフを使わなくても、
手前の草木と背景の人々の距離があれば、
背景の人々は自然とボケるでしょう。
普通のカメラでも、スマホでも、
【超ドアップで撮る】
一つ前のものに似ていますが、
今度は手間に超ドアップで撮影する方法。
看板や手元のパンフレット、
スタッフの背中のロゴなどを手前にするといいでしょう。
つないでいる手のアップなどもいいですね。
【見上げて撮る】
建物やのぼり、木々やブースの屋根など。
高いもの、大きなものを空をバックにして撮る方法です。
【人々を背後から撮る】
これはその可能性があれば、
という撮り方。
人々が全員向こうを向いている、
というシチュエーションを探します。
例えば、
出口に向かっている、
人気アトラクションを待っている、
などは可能性が高いですね。
ゆるキャラなどかぶりものキャラクターもいたりしますね。
これも撮りたい。
しかしたいてい、子供たちが一緒に写真を撮っているから厳しいことが多いです。
こんな場合は、背後から撮るのが解決策の一つです。
それでも、最近のカメラは
結構精密に撮影できてしまいます。
背後とはいえ、ちょっとした横顔でも、誰だか分かってしまうかも。
撮影するときは液晶画面で
「これならいいだろう」
と思っていても、
改めてパソコンの大きな画面で確認すると、
「こりゃダメだ」
ということも多いです。
ものすごく離れて撮ったとしても、
やっぱり人の顔は分かります。
人の顔を入れる場合は、注意に注意を重ねましょう。
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