撮影開始までの時間を確保する

企画・準備方法

撮影開始までの時間を確保すること。
前回の記事でそう書きました。
 
撮影現場は時間がない!
 
撮影開始までの時間、つまり、
撮影準備のための時間を失念しがちです、と。

 

さてこの「撮影準備」ですが、
どんなことをイメージしたでしょうか。

 

  1. 撮影場所に到着し、
  2. カメラなど機材のセッティング

 
と、こんな風に進んで・・

 

行かないんです!

 

この1.と2.の間に、
とても重要な作業があるのです。
 

  1. 撮影場所に到着し、
  2. カメラの位置を決めて、
  3. カメラなど機材のセッティング

 
この2.が意外に時間を食う!!
 
どんなに事前に準備をしていても、
たいてい、想定外のことが起こります。
 
「隣のビルで工事が始まりまして」
「会議が入って時間短縮を」
「このホワイトボード消せないのでこちらは写さないように」
「事務所のここは入らないように」

 

・・などと言われてしまい、方向修正が必要になる。
 
カメラを設置してみると、
 

  • 写ってはいけないものが入り込んでしまう。
  • どうしても顔が逆光になってしまう。
  • 観葉植物が邪魔をしてしまう。
  • 壁のポスターが入ってしまう。
  • 社員のパソコンの上のキャラクター人形が入ってしまう。

 
こうして、
 
機材をセッティングする前に、
「どこにカメラを置くか?」
であたふたしてしまうのです。
 
クライアントの事務所の撮影なら、
そこをそんなに好き勝手に動かせないことも多いです。
 
もちろん協力してくれる場合もありますが、
 
「これでどうですか?」
「すみません、まだ写ってます」
 
・・・動かすものが多ければ多いほど、
時間がどんどん過ぎていくのです。
 
<撮影の準備>
 
これは、本当に奥が深く、
またケースバイケース過ぎてアドバイスも難しい。
 
できることは、準備のための時間を少しでも多く確保すること。
 
これに尽きるのです。
 

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