これから動画を作る人のための照明の基本

撮影のコツ

社内で自分たちで動画を作りたい。
 
そんな場合の、照明の基本について書いてみたいと思います。
 
「基本的な照明機材とは?」
「どんな機材を紹介するのか?」
 
と思うでしょう。
 
残念ながら(?)、基本とは、
 
★太陽を活用すること
 
です。
 
よく作られる動画の一つ、
インタビュー撮影も、
被写体の顔が明るく撮れればいいわけです。
 
そういう場所、角度を探す。
 
たいてい、窓のそばに座ればいいことが多いですね。
 
ただ、真夏など日差しがきつい場合は、
逆に顔の半分にシルエットができてしまうのでNG。
そんな時は、窓のそばではなく、
少し部屋の中央に移動したほうがいいこともあります
 
じゃあ、大雨の日とか曇った日はどうするか。
撮影しないだけ、です。撮影延期。
 
「それでも基本的な機材について知りたい」
という方は、次をお読みください。
 

  1. プロは、まずざっと室内を見渡して、
    「ここならいけるな」という場所を探します。
  2. そして「顔の半分に影が出るな」
    などと判断し、
    【それを補うため】に照明機材を使います。
  3. さらに、カメラのモニターを見ながら
    ちょうどいい照明の当たり具合を
    【微調整】していくのです。

・・・いかがでしょうか。
 
「この照明機材を揃えたらOK!」
という世界ではないことが伝わったでしょうか。
 
照明機材は、
「ダメな部分を捕捉するため」
に使うことが多いです。
 
全くゼロから、照明機材だけを使って
映像を作り上げていくのは、
スタジオ内の映画の世界だけ。
 
それ以外は、どんな場合でも
「太陽の光」を中心にすることが基本なのです。
 
部屋の中の一番明るい場所を探す。
 
とても基本的な”照明”の考え方です。
 
* * * *
 
今回の内容は、照明に限りません。
 
今あるものを使ってどこまでできるか?
 
これが、私のスタンスです。
 
近年、企業様への研修講師として
呼ばれることが増えています。
 
「自社で動画を作れるように」
というゴールのためです。
 
お声かけいただく担当者の方は、
みなさん口を揃えてこう言います。
 
「本を読んでみたりネットで調べたりしたが、結局よく分からない」と。
 
動画って結局、
ケースバイケースなんです。
 
この表現、本当は大嫌いなんですが。
だって、何も得ることがないから。
 
でも、事実でもある。
 
道路沿いにある店舗と、
住宅地にある店舗では、
録音の注意点は異なります。
 
窓が多い平屋の事務所と、
ビルに囲まれたマンションの一室では、
照明の当て方も違ってくる。
 
イメージ映像と、
ノウハウ動画では、
動画の構成も大きく変わる。
 
「御社ではここにカメラを置きましょう」
「御社は編集ソフトはこれ」
「その動画ならスマホで十分」
 
こんな具体的なアドバイスを行い、
最初の一本を公開するまでサポート。
 
自社だけのオリジナル動画制作マニュアルが出来上がります。
 
照明機材にしても、
実際に事務所で撮影してみて、
「ここだけはこんな機材を使うといいですね」
というアドバイスもできます。
 
そんなスタート研修講座(半日)もお受けしています。
 
「こんな動画は素人でも作れるものだろうか?」
みたいなご相談でもお気軽にお送りください。
 
https://dougadiy.com/form/

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