自然とアップの映像が増えていく


様々な現場で、企業の動画撮影を行ってきました。
 
そこで感じるのは、
どうしても「アップの撮影」が多くなるなあ、
ということです。
 
アップの撮影というのは、

  • 上半身とか
  • 顔のアップとか
  • 手のアップとか
  • 製品のアップとか
  • そういう撮影です。

 
言い換えると、

  • 全身を撮る

という撮影は意外と少ないのです。
 
人の全身を撮るというのは、
「どんな服装か」
「どんな場所にいるか」
といった、説明の意図が強くなります。
 
「作業している様子」とか
「人を含むその場所全体を伝えたい」とか
そういう撮影ですね。
 
そこで、ちょっと考えてみてください。
 
スマートフォンを手に取り、
動画なので画面を横向きにして、
誰か一人の全身を撮ろうとしてみてください。
 
どんどん後ろに下がらなきゃいけない。
 
被写体から2、3メートルほど離れる必要が出てくることに気づくと思います。
 
これはつまり、広いスペースが必要になるということ。
 
例えばオフィス内。
例えば作業場。
例えば店内。
 
この条件を満たす撮影場所ばかりではないのです。
 
もちろん、物理的に2、3メートルのスペースがないこともない。
 
ただ、2、3メートル離れて全体を撮ろうとすると、
 
★余計なものがいっぱい写り込んでしまうんですね。
 
それでも、10年くらい前はよかった。
カメラの画質がそこまでじゃないので、
余計なものが写っても大して鮮明には撮れなかった。
 
しかし今はダメです。
 
壁に貼られたポスターの文字とかも
読めてしまう。
 
クライアント様に液晶画面を見てもらうと、
 
「あ、あれを隠さなきゃ」
「すみません、これ写らないように」
 
みたいなドタバタが始まってしまう。
 
その場を片付けることもありますが、
その手間を考えて
「本当に全身を撮る必要ありますか?」
という判断も必要です。
 
カメラマンとして撮影しながら、
こういう”引いた映像”の時に、
「ちょっとすいません」となることが多いですね。
 
また、この話は過去にも何度か触れていますが、
映像の編集で「ぼかしを入れたい」という相談が本当に多い。
これは、余計なものが写り込んでしまってるためです。

 
こういうことを総合すると、
せいぜい上半身くらいの撮影で良しとする、
という割り切りも大事なのかなあと思うこともあります。
 
もちろん撮影に答えなんてありません。
撮影現場それぞれ、気をつける事は異なる。
 
それでも、慣れてない方が撮影するときは、
「ある程度よって撮る」
つまり、「アップで撮る」方が、
失敗が少ないかなと思っています。
 
参考にしてみてください。
 
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