スマホでVコンテを作ろう


絵コンテ、字コンテ、Vコンテ
 
企画やシナリオを練った後に、
撮影の準備に用意するものとして
この3種類をご紹介してきました。
 
いま一度まとめると、
次のようになります。
 
◎絵コンテ
一つ一つの撮影カットを
イラストで表現したもの。
撮影の設計図。
 
◎字コンテ
シナリオの脇に、
「どう撮るか」を
メモ書きしたもの。
「アップで撮る」など。
 
◎V(ビデオ)コンテ
実際にテスト撮影して、
作品全体もしくは一部を
簡単に完成させた動画。
ヴイコン、と呼ばれたりもします。
 
絵コンテが一番知られていますが、
「絵が描けないから」と敬遠されがち。
 
そのため、
その簡易版が字コンテであり、
その上位版がVコンテである、
と言えるでしょう。
 
私の経験では、
 
映像製作が初めての人は、
「絵コンテを見てもよく分からない」
ことが多いなと思っています。
 
そこで登場するのが、Vコンテ。
 
「どんなものを作りたいか」を
実際に映像で見せてしまうので、
複数で確認するのに向いています。
 
しかし、
実際に動画を作ってしまう、というと
かなり難易度が高いように思われます。
 
確かにその通り。
一番手間がかかります。
 
とはいえ、今はこのVコンテ、
思ったよりも簡単に作れてしまうのです。
 
なぜなら、スタートフォンが使えるから
 
Vコンテは、イメージの共有のため、
叩き台を作ることが目的であり、
完全な<作品>である必要はありません。
 
全部が全部、きれいに作る必要もないんです。
 
ここをしっかりと頭に入れて、完ぺき主義に向かわないこと
もしあなたが上司であれば、「完璧に作ること」を求めないこと。
 
例えば、会社紹介動画を作るとして、
 
スマートフォンで次のものを撮影していきます。
 
・最寄駅
・会社までの道すがら
・会社ビルの外観
・会社のエントランス
・会社の受付
・オフィスの風景
・会社の商品
・工場
 
社員が手持ちで撮影すればいい。
 
そしてスマートフォンの無料アプリで編集します。
 
iPhoneならiMovieがベスト。
アンドロイドでも無料のものはいくつもあります。
FilmoraGo
Adobe Clip
など。
 
間違っても、作り込むことを目的にしないでくださいね。
撮った動画を並べてみる程度で十分。
 
まあ、テロップくらいはいれてもいいかも。
でも、その程度です。
 
これだけなら、どんな編集アプリでも大丈夫。
 
こうやって簡単に作ってみたVコンテを
関係者で見てみるわけです。
 
すると、文字だけでは見えなかった
感想が次々と出てくることになります。
 
「会社を紹介するまでが長いな」
 
だったら、
・最寄駅
・会社までの道すがら
はカットしよう。
 
「なんだか寂しく感じるね」
 
だったら、
・受付に人がいるところを入れよう
・会議室での笑顔を入れよう
・会社の商品は社員が解説しよう
なんてアイデアも出てくるかもしれません。
 
こういった建設的な意見が出てくること。
これこそが、Vコンテの効果効能です。
 
「質の高い動画を」とか
「しっかり伝わるように」とか
 
文字だけの企画書で
どんなに考えても先に進まないことは多い。
 
具体的に、建設的に考えるためにも、
ぜひ、Vコンテの導入も考えてみて下さいね。
 
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