絵コンテと字コンテとVコンテ


動画を制作会社に頼むにせよ、
自分たちで作るにせよ、

 

動画の制作工程の中で、
一番難しいのは、
 
【企画書と撮影のあいだ】
 
です。
 
編集は、実際の映像を見ながら修正できます。
撮影も、モニターを見ながら修正できます。
 
しかし、
企画書という文字情報と、
撮影現場の実際の様子は、
経験が無い方は想像することが難しい。
 
いや、
経験がある人でも、
撮影現場というのは毎回新鮮な驚きがあります。
 
●事実は、文字よりも奇なのです。
 
この一番難しい、企画書と撮影のあいだ
 
これをいかに埋めていくか、
依頼主と作る側の差をいかに小さくするか。
 
これこそが、動画制作のカギを握る
と言っても言い過ぎではないでしょう。
 
企画書と撮影のあいだを埋める方法で
一番よく使われるものが、絵コンテ、です。
 
文字情報を、視覚的な情報に置き換えて
打合せをするんですね。
 
しかし、絵コンテが用意できる現場ばかりではありません。
 
絵コンテが描けない人もいたり、
絵コンテを描く時間がなかったり。

※まあ個人的には、
「時間がないから絵コンテを用意しない」
というのは、結局ほかの時間が
余計にかかってしまうだけだと思いますが。

さて、絵コンテ以外に方法はないのでしょうか。
実はあるのです。
 
その一つは、字コンテ、です。
 
絵を描くのではなく、文字で表現するのです。
 
・職人の横顔のアップ
・職人の手元のアップ
 
などとメモをしておくのです。
これも十分に使えますよね。
 
そして今回はもう一つ、
Vコンテ、という存在もご紹介したい。
 
ビデオコンテ、の略です。
実際に、映像を使って仮動画を作ってしまうのです。
 
それっぽいフリー素材を使ったり、
ナレーションなら自分で吹き込んだり、
簡単な撮影なら行ってしまったり。
 
そうやって、なんとなくでも作品を作ってしまい、
それを見ながらクライアントと打合せをしていく。
 
ご想像通り、これは手間がかかります。
そして予算もかかります。
 
そのため、
・予算がそこそこある場合
・依頼内容があいまい過ぎる場合
に「今回はVコンテ作ろうか」となります。
 
 
絵コンテと字コンテとVコンテ。
3種類をご紹介しました。
 
どれがいいのか、ではありません。
状況に合わせて使い分けていくといいでしょう。