動画を作る工程はバラバラ

動画全般

いろんなタイプの動画を作っていて、
ふと思いました。
 
動画を作る工程って、
決まってないよな、と。
 
”ふつうに”考えると、
 

  1. 企画書を書いて
  2. 準備して
  3. 撮影して
  4. 編集して
  5. 公開する

 
これが動画の制作工程ですね。
 
一見、とても正しい。
 
でも、実際はこんな工程を踏みません。
 
いくつか例を挙げます。
 

この記事の目次

▼イベントの撮影は、行ってから考える。

 

  1. イベントの内容を聞いて
  2. 撮影できる範囲を洗い出し
  3. 想像で準備して
  4. たくさん撮影して
  5. 素材を見ながら構成を考えて
  6. 編集して
  7. 公開する

 
ここでは、3)が企画っぽい位置付けです。
 

▼SNS動画は撮影しながら考える。

 
公開場所を考えて体裁や長さを決めることは多い。
例えばSNS動画は10秒程度。
 

  1. 突然SNS動画を作ろうと決める
  2. 今ある機材と今いる場所でできること、をその場で考えて撮影
  3. 後日、編集して
  4. 公開する

 

▼映像があってこれを元に動画にしてくれと頼まれる。

 

  1. 素材を見て構成を考える
  2. 編集する
  3. 足らないものを追加撮影
  4. 再度編集して
  5. 公開する

 

▼相手の映像を渡されて、 今作っている動画に差し込んでくれと頼まれる。

 
正直、これは嫌ですね ^^;
映像のレベルがブレるから。
 
甘いスイーツを作っているときに、
「ぜひうちの醤油を垂らして」
と頼まれる感じ。
 
でも仕方がない。
 
1)編集しながら考える
 
これです。
 
インタビュー編集も、
編集しながら考えるタイプですね。
 
※以上全て、
「クライアント様からの修正依頼」
は省いています。
 
* * * *
 
こうして考えると、
動画を作る前に頭に浮かぶのは、
【自分の過去の経験値である】
と分かります。
 
いくつかの事例やパターンに当てはめて作り込んでいく。
 
クライアント様や上司がいるなら、
過去の動画を見せながら説明する。
 
乱暴な意見ですが、
「企画書」って意味あるのかな、
と思います。
 
世の中のほとんどの人は、
文字で書かれた動画企画を読んでも、
頭の中にイメージをすることができません。
 
鶏が先か・卵が先か、
の議論になってしまいますが、
 
スマホでいいので撮影して、
短い動画を作ることを繰り返していく。
 
そうすることで、
社内でも「あんな感じのやつ」
という共通の知見が溜まっていく。
 
これこそが、大事なことなんだろうと思うのです。
 
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