いろんなタイプの動画を作っていて、
ふと思いました。
動画を作る工程って、
決まってないよな、と。
”ふつうに”考えると、
- 企画書を書いて
- 準備して
- 撮影して
- 編集して
- 公開する
これが動画の制作工程ですね。
一見、とても正しい。
でも、実際はこんな工程を踏みません。
いくつか例を挙げます。
この記事の目次
▼イベントの撮影は、行ってから考える。
- イベントの内容を聞いて
- 撮影できる範囲を洗い出し
- 想像で準備して
- たくさん撮影して
- 素材を見ながら構成を考えて
- 編集して
- 公開する
ここでは、3)が企画っぽい位置付けです。
▼SNS動画は撮影しながら考える。
公開場所を考えて体裁や長さを決めることは多い。
例えばSNS動画は10秒程度。
- 突然SNS動画を作ろうと決める
- 今ある機材と今いる場所でできること、をその場で考えて撮影
- 後日、編集して
- 公開する
▼映像があってこれを元に動画にしてくれと頼まれる。
- 素材を見て構成を考える
- 編集する
- 足らないものを追加撮影
- 再度編集して
- 公開する
▼相手の映像を渡されて、 今作っている動画に差し込んでくれと頼まれる。
正直、これは嫌ですね ^^;
映像のレベルがブレるから。
甘いスイーツを作っているときに、
「ぜひうちの醤油を垂らして」
と頼まれる感じ。
でも仕方がない。
1)編集しながら考える
これです。
インタビュー編集も、
編集しながら考えるタイプですね。
※以上全て、
「クライアント様からの修正依頼」
は省いています。
* * * *
こうして考えると、
動画を作る前に頭に浮かぶのは、
【自分の過去の経験値である】
と分かります。
いくつかの事例やパターンに当てはめて作り込んでいく。
クライアント様や上司がいるなら、
過去の動画を見せながら説明する。
乱暴な意見ですが、
「企画書」って意味あるのかな、
と思います。
世の中のほとんどの人は、
文字で書かれた動画企画を読んでも、
頭の中にイメージをすることができません。
鶏が先か・卵が先か、
の議論になってしまいますが、
スマホでいいので撮影して、
短い動画を作ることを繰り返していく。
そうすることで、
社内でも「あんな感じのやつ」
という共通の知見が溜まっていく。
これこそが、大事なことなんだろうと思うのです。
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