動画はロジカルに作ること


動画の話をするとよく、
「自分はセンスがないんで」と言われます。
 
これは、動画がセンスとか感性で
作られるものと考えている証拠ですね。
 
もちろん、全く関係ないとは言いません。

 

しかし、たいていの場合、
 
★動画はロジカルに作る必要があります。
 
例えば、動画作りには
クライアントがいて制作会社がいる。
 
「おたくの感性で頼みます」
「いやー、センスいいっすねー!」
 
みたいには、話は進まないんです。
 
クライアントには希望の条件があり、
目的やゴールがあり、
上司や広報部などのチェックが入る。
 
制作会社も、必要な機材を選び、
要望を生かすポイントを明確にし、
時間内・予算内に仕上げていく。
 
これらは決して、
単なるセンスの話ではありません。
 
では、動画をロジカルに作るというのは、
具体的にどんな感じなのでしょうか。
 
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動画制作の撮影準備の部分だけ、
ピックアップして解説してみます。
 
●企画書を書く。
 
動画制作はここから始まるでしょう。
クライアント側では動画を作る目的を明確にし、
それを具現化できる制作会社を探します。
 
企画書を書くときは、
関係するメンバーの意識合わせも必要です。
 
この段階では、
動画は文字で表現され、共有されます。
 
●シナリオを書く。
 
制作会社の仕事になります。
シナリオというのはドラマだけではありません。
 
商品のプロモーションであっても、
ナレーションやテロップが存在します。
 
どこで誰が何をしているのか?
を言語化して順番にまとめる必要があります。
 
●絵コンテを描く。
 
私はシナリオを読むと、
予算と撮影日数がだいた見積もれます。
 
一番のポイントは、撮影場所の数です。
撮影場所が多いほど、撮影が大変になります。
 
また、昼と夜が混ざっていれば、
それだけ機材も増えていきます。
 
役者が増える。場所が増える。
屋外や夜間の撮影がある。
こういったものは全て掛け算で予算に反映されていきます。
 
そしてこれが、見積もりに反映されていくわけですね。
 
私がディレクターとして制作に携わる場合は、
必ず絵コンテを用意します。
 
数値と文字で見積もりを出すだけでなく、
完成形が少しでも分かるようなイラストで
クライアントに提示できるからです。
 
絵コンテを元にして
場所や小道具や人物の話をすると、
かなり建設的にやり取りが進められるのです。
 
もし見積もりが高いということであれば、
シナリオを変更します。
 
例えば撮影日数が短くなるように修正することで、
見積もりを下げることができるわけです。
 
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いかがでしょうか。
 
動画はロジカルに作る必要がある、

という意味がイメージできたでしょうか。