ビジネス用の動画本を一気に紹介


ビジネス動画について書かれた本を10冊紹介したいと思います。

 

あくまで
「動画を作ってみたい初心者」
の視点で役立つかどうかでまとめています。

※発行年に沿って並べました。

 

『ウェブ動画力』
森中亮 著/2011年/翔泳社

マーケッターによる、マーケッターのための動画の本、という感じです。
動画をマーケティングに使うための知識武装に役立つ、と言えるでしょう。

しかし、この本を読んで「動画の作り方が分かる!」という感じにはならないと思います。
動画を「分析」してみたい方にはオススメできます。

 

『ソーシャル動画マーケティング』
市原英樹 著/2012年/秀和システム

タイトルに偽りはありません。
マーケティングに動画を使うための本であり、そのノウハウは大量に掲載されています。

しかし結局、それぞれのやり方が分からないままになるでしょう。
そこをもっと教えてよ、という感じになるでしょうが、そこが著者の目的かもしれません。

 

『映像制作のためのサウンド収録&編集テクニック』
岡野肇・大須賀淳 著/2012年/玄光社MOOK

初心者向けではありませんが、あえて取り上げました。
動画を作り始めると、必ず「録音の壁」にぶつかります。
100%絶対に、必ず、間違いなく、ぶつかります。
 
そんな時に、この本をパラパラめくって欲しいのです。
 
全てを読んでマスターするなんて目指す必要はありません。
ナレーション収録、ライブ収録、イベント収録、屋外収録など、
具体的なシチュエーション別に具体的な方法が載っています。
 
他に類書もなく、オススメできると思います。

 

『YouTube 成功の実践法則53』
木村博史 著/2014年/ソーテック社

YouTubeに特化していますが、紹介されている動画のノウハウは、他の動画にも役に立ちます。
分厚く、かなり幅広い内容が掲載されていますが、クリエイター向けかな、という印象です。
 
すでにいくつか作っている人が、辞書のようにパラパラめくったり、という使い方が向いているでしょう。
ゼロからこの本をもとに始めよう・・という本ではないです。

 

『YouTubeをビジネスに使う本』
熊坂仁美 著/2014年/日本経済新聞出版社

NHKで動画の講師も務めた女性著者の本で、手に取りやすいのではないかと思います。
動画の成功事例、必要な準備、作り方、拡散方法と、幅の広い内容となっています。
 
個人的には、「動画を作る準備編」が秀逸だと思います。
単なる事例の紹介ではなく、その中から本質的な要素を抜粋してまとめてあります。
 
作り方の部分は、それなりにいろんなことが書いてありますが、
これを読んでも初心者には分からないことだらけではないかと思います。

 

『ショートムービー作りでおぼえる 動画撮影の教科書』
瀬川陣市 著/2014年/秀和システム

カラー写真を多用しており、見せ方も初心者を意識した造りになっています。
作り方、という視点では、悪くない本です。
 
自分の中で「こんな動画を作りたい」といったアイデアがあり、
あとは具体的な作り方の基礎だけ知りたい、という人にはピッタリの本と言えるでしょう。

 

『仕事に使える動画術』
家子史穂・千崎達也 著/2015年/翔泳社

企業内で動画を作ることになった担当者が読むといい本、と言えるでしょう。
前半が成功事例終と企画書、後半が具体的な作り方アドバイスとなっています。
 
編集ソフトもフリーからプロ用まで紹介されているなど、内容の幅広さはすばらしい。
それだけに、特定の部分をもう少し掘り下げて欲しい・・という声は必ず上がってしまうでしょう。
 
全体像の把握に適した本になっています。

 

『ネット時代の動画活用講座』
大須賀淳 著/2015年/玄光社

セミナーの収録、インタビュー動画、商品紹介、店舗の紹介と、
具体的な事例を挙げてその撮り方・作り方を紹介している点がすばらしい。
 
ところどころ、ちょっと細かく深い点に掘り下げている部分もあり、
対象が広い本だとも感じました。

 

『いきなり効果があがるPR動画の作り方』
新井一樹 編著/2016年/言視舎

映画のシナリオを教える、シナリオセンターの方達による著作。
ビジネス動画を4つのタイプに分類し、それぞれのシナリオの作り方を会話形式で解説していきます。
 
視点は面白いのですが、ビジネス動画を作りたい初心者向けではありません
すでにビジネス動画を何本も作っており、もう少しレベルアップしたいな、という人のための内容となっています。
 
機材やソフトなどもう少し具体的な話を知りたい人は、手を取らない方がいいでしょう。
撮影・編集についての話は、なんと6ページしかありません。しかも文字だけ。
 
この本のタイトルは、動画の作り方、ではなく、動画シナリオの企画の仕方、にした方がいいと思います。

 

『1人でできる! 3日で完成! 事例で学ぶ1分間PR動画ラクラク作成ハンドブック』
渡川修一・小西勲 著/2016年/ペンコム

最後に、自分の著書の紹介を。
いろんなビジネス動画の本を読んできて感じたこと。
それは、
「これから動画を作ってみようかなあ・・」という、
知識が全くない人にとっては、

この本がダ・ン・ト・ツに分かりやすいだろうということです。
 
「こうするといいでしょう」「ここに注意しましょう」
と言うのは、アドバイスになっていないのです。
この本では、具体的に、初心者の不安に寄り添って噛み砕いて解説しています。
 
しかし逆に、すでに何本か作っているような人にとっては、大部分は全く読む価値がありません。
最後の「レベルアップのノウハウ」に目を通すといいでしょう。

 

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いかがでしたでしょうか。

本を読む時に大事なのは、
その本の想定読者に合っているかどうかです。

それによって必要な情報は大きく異なるんですね。