お金をかけるのは、 動画を見る人に影響がある部分だけにしよう


私はドケチです。

 
映画を作る時のシナリオは400字詰め原稿用紙がうんぬん・・
と言われますが、

 

私は横書きでA4コピー用紙にびっしり印刷します。

インクがもったいないからです。

 

絵コンテ用紙も、1枚にたくさん描けるものを自作しました。

セミナーやワークショップで使う、
自分用のテキストは絶対に両面モノクロ印刷です。

カラー印刷も、徹底して制限しています。

 

ただし!
 
ドケチなのは自分に対してだけ。

 
相手にお配りするものは全く別です。
相手が喜び、映画がよりよくなるためにはお金をしっかり使います。

 

例えば、撮影日のお昼ごはんはちょっと豪華にしたりします。
午後からの撮影の士気に影響するからです。

 

役者さんの事務所に提出する絵コンテは、
きちんと製本したりします。

 

余談ですが、

以前「お客様に渡すものだから」と、
アンケート用紙のロゴマークも
カラー印刷してたことがあります。

そしてある時、ハッと気が付きました。
アンケート用紙はあとで回収するもの。

 

カラー印刷はもったいなかった!と ^^;

 

* * * *

動画を作る時は、ドケチになろう!

というお話をしたいと思っています。

 

言い方を変えると、

 

★お金をかけるのは、
動画を見る人に影響がある部分だけにしよう

ということなんです。

 

できあがる動画に関係ないところに
いくらお金をかけても、

まったくの無駄、だからです。

 

分かりやすいところで言うと、

自分たちで使うビデオカメラを選ぶ際、
「どのカメラがいいんだろう」
と考えたとします。

 

上司も、
「このくらいの金額の差なら、
高いカメラにした方がいいんじゃない?」
なんて口にしたりする。

 

ナンセンス!!

 

そのカメラに変えたとして、見る人はその差に気付きますか?
質の違いが目で見て分かりますか?

 

違いが無い(分からない)のに、無駄なお金を使っていませんか?

 

カメラよりも、
マイクにお金をかけるべきかもしれません。

 

機材をどうこうするよりも、
スタッフを半日、勉強させたほうが
動画の質の向上に早いかもしれません。

 

「最新のカメラがやっぱりいいと思う」
なんて声も聞こえます。
根拠は??

 

最新のカメラは画質がすごい。

それはいいことですが、
編集するパソコンのスペックによっては、
動画の編集で固まってしまうことも。

じゃあ、パソコンも新調する?

そしてそこまでした上で、
最終的な動画は、DVD用に圧縮(!)したりするのです。

視聴環境はYouTubeの小さい画面だったりするのです。

 

動画の中身だってそうです。

 

衣装がどうとか、机の上に「あれがないとおかしい」とか。
気になることは多いでしょう。

それらを購入したり、時間をかけて準備したりする。

 

で、

それらがそこにあることで、
「動画はより伝わりやすく」なるのでしょうか?

 

結果につながらない部分にこだわることもまた、
時間の無駄、そしてひいてはお金の無駄です。

 

もちろん、判断が難しいことも多いです。
普通のビデオカメラがいいか、
一眼レフがいいか、といった議論もそう。

 

「一眼レフのほうが映像がきれい」
これが、一眼レフ派の主張です。

 

事実な部分もありますが、これは、撮影するものによって、
そして担当者の知識レベルによってアドバイスも異なってきます。

慣れない機材を使うことでの時間のロスや失敗の可能性もあります。

 

一眼レフは長時間撮影に向きません。
そのためのバッテリーの費用や時間のロスなど、
デメリットもしっかりと存在します。
これも、判断基準を「お金」にすると、
一つの解決策が見えてきます。

 

一度、ドケチになってみる。

 

すると、いろいろなことが見えてきます。

 

動画を作る時は、
こういったドケチ路線で会話すると、
建設的になる部分もあると思います。

 

ビジネスで使う動画だからこそ、
しっかりとチェックしてほしいと思うのです。