動画は差別化を考えないと無駄


昨年末、洗濯機が壊れました。
 
20年くらい使い続けてきたもので、
長い間よく働いてくれてました。
 
ところが、洗濯が終わるたびに、
大きな音を発し続けるようになってしまった。
 
ガァーガァーガァー!!!!と。
これはまずい。
 
慌てて家電量販店に
洗濯機を見に(買いに)行ったわけです。
 
何しろ20年以上ぶりですから、
最近はどんな洗濯機が売られているのか知りません。
 
すると・・・
 
めちゃくちゃたくさん置いてあるわけです。
 
まじか?というくらい高いものと、
大丈夫か?と思うくらい安い機種は、
候補から外します。
 
しかしそれでも、
似たような価格帯の機種が、
10台くらい並んでしまいました。
 
さあ、どうやって選ぼうか。

さて、ここで皆さんに問題です。

洗濯機を選びたい私は、
何を知りたいと思うでしょうか?

いくつか浮かびますよね。

・・・それこそが、
動画を企画するときに
考えなければならないポイントだと思うのです。
 
* * * *
 
自社のサービスや製品をPRしたい。
 
これは動画をつくる目的として最も多いものでしょう。
 
しかし、つい、
「いいところをせっせと動画にしよう」
としてしまってませんか?
 
先の洗濯機の例で言うと、
 
「すごくきれいに洗えます!」
と言ってしまう。
 
もちろん、開発するメーカーは、
研究を重ねて細かい違いはあるのだとは思うんです。
 
しかし今の時代、
洗濯機が本当にきれいになるのか
疑っている人なんていないでしょう。
 
つまり、
「すごくきれいに洗えます!」
というアピールは、意味がないのです。
 
それを動画にしても、
動画を見る人にとって無駄な情報と言えます。
 
でもこれ、意外と多いんです。
 
飲食店が「おいしいよ」
遊園地が「楽しいよ」
サポートが「丁寧にやります」
カメラが「きれいに撮れます」
 
言いたくなる気持ちは分かりますし、
実際においしいし楽しいし丁寧なんだと思います。
きれいに撮れないカメラなんて聞いたこともありません。
 
私が言いたいのは、
「見る人が知りたいのはそこじゃないだろう」
ということ。
 
「うちのは当たり前の商品だからアピールするものがない」
なんていう消極的な声も時々聞きますが、
いくらでもアピール材料は挙げられるはずなんです。

  • 機能のすごいところ、
  • ふつうにアピールしたいところ、

に注目するのではなく、

  • 興味ある人が買うべき理由
  • 買った後にこうなる、という未来図

を伝えてあげるべきなのです。
 
★使う人のメリットになる情報の提示です。
 
その点、
洗濯機を販売する店員さんは優れていました。
 
我々に対して家族構成を聞き、
 
「これから子供達が大きくなるので、
●リットルくらいは必要になりますね」
 
「共働きの家庭には
乾燥機もつけた方が圧倒的に楽です」
 
といった情報を次々と投げてくれ、
無事に選ぶことができました。
 
★他と何が違うのか、という差別化情報はとてもありがたいもの。
 
ちなみに、
勘違いしないでいただきたいのですが、
 
「おいしいよ」「楽しいよ」・・
というアピールがNGという訳ではありません。
 
その美味しさ、楽しさ、丁寧さと言ったものを、
直接的な言葉ではなく、
別の表現にして強調することはいい手法なんです。
 
テレビCMだって、
「うちの方がおいしいよ」
「いや、うちの方がおいしいよ」
 
「うちの方がきれいになる」
「いや、うちの方がもっときれいになる」
という戦い方をしていません。
 
洗濯機や洗剤なら、
タレントを使ったり、
きれいになるような雰囲気を漂わせるCMを作っていますよね。
 
ビールやお茶など飲料なら、
美味しそうに感じる状況とか、
味を比較するテストみたいなものを描いているわけなんですね。
 
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